歯の破折について
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歯の破折について
2025年09月29日(月)5:07 PM
虫歯や歯周病以外で歯を失う原因として歯の破折があります。歯の破折は年齢と共に増加していきます。
1,歯ぎしりやくいしばりなどで歯に過度な力がかかり続けると、歯にひびが入りやがて大きな破折に繋がることがあります。
2,ぶつけたり、転んだり、スポーツによる外傷で大きな衝撃受けたり、寝転んでスマホをしていて、落として歯に当たり破折することも最近はよくあります。
3,虫歯で歯が薄くなったり、根管治療をして歯がもろくなって歯や根が折れてしまうことがあります。
歯が折れる場所は歯の頭の部分だけ折れている状態、歯の根の部分だけ折れている状態、歯の頭、根の部分どちらも折れる状態があります。破折が起こると次のような症状が起こることがあります。
・歯が揺れる
・かむと痛い
・歯茎(歯肉)が腫れる
・歯茎(歯肉)から膿がでる
・何もしないでも痛みがある
・歯の周囲の骨が溶ける
歯ぎしりやくいしばりから歯を守るためには、歯の型をとってマウスピースを作り使用する方法や自己認知療法(意識して食いしばったりしないようにする)を行います。
スポーツによる歯の外傷や歯茎、唇の裂傷など、軟組織の保護を目的とする場合はスポーツ用マウスピースを使用します。歯ぎしり用とは材質、形態が異なります。スポーツの種類によっても少しずつ、材質形態が異なります。
虫歯により歯が薄くなってしまったり、もろくなってしまう問題に関しては定期的なメンテナンスにより治療介入しなくて済むように予防していき、万が一治療が必要になったとしたら質の高い治療とその後のメンテナンスをしっかり行うことにより再治療にならないような工夫が必要となります。
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