歯周病が全身疾患に及ぼす影響
歯周病が全身疾患に及ぼす影響
2025年09月01日(月)11:03 AM
歯周病の原因となるのは、歯垢と呼ばれる細菌で歯磨きの不十分な部分に付着するネバネバした黄白色の粘着物です。歯垢は時間とともに量が多くなり、酸素が少ない状態になると歯垢の中で酸素を嫌う嫌気性菌が多くなります。嫌気性菌が歯肉に攻撃を仕掛けて身体の中に侵入しようとして身体は菌をやっつけて侵入を抑えようと攻撃することによって歯肉からの出血・発赤・腫脹などの炎症の症状がでます。治療せずにそのままにしておくと、歯垢は歯周ポケットの中に潜り込み、どんどんと歯周組織を破壊していき、お口以外の体中の色んな所でも炎症を引き起こすことがあります。歯周病が起こるということは、口の中に常に多くの細菌がいて炎症が続いているので、お口と体全体の健康上非常に良くない状態です。歯周病の予防・治療を行い口腔内の細菌を少ない状態を維持することで全身の様々な病気のリスクを下げることが出来ます。日々の歯磨き・口腔ケア・歯科医院での専門的なクリーニングの両方を継続的に行うことにより、健康な毎日を送りましょう。

« 休診のお知らせ |
過去の記事
とがみ歯科
モバイルサイト