笑顔をプレゼントした弁護士のお話
春はそこまで来ているのに、ここ数日は寒い日が続いていますね。
そこで今日は、歯にちなんだちょっとホットになれる海外のお話をご紹介したいと思います。
飲食店ではお客への笑顔もサービスのうち。そんな店員の笑顔が予想外の展開に発展したようです。
米カンザス州ウィチタという街に、「Doo-Dah Diner」という名のレストランがあるそうです。
そこでウェイターとして働くブライアン・メイクスナーさんは、ある客から贈られたチップで、長年のコンプレックスから解消される事となるのです。
ブライアンさんは子どもの頃から虫歯に悩まされていたが、金銭的な理由で治療することができずにいました。そのため彼が大きな口を開けて笑うことはなく、笑顔は常にはにかむ程度だったそうです。
ところがある日、弁護士のフレッド・ベッチェル氏がたまたま同店を訪れたことで、ブライアンさんの運命は変わりました。
ブライアンさんの笑顔を見てピンときたベッチェル氏。
同氏も子どもの頃、同じような悩みを抱えていたため、すぐに彼の事情を察したといいます。
それだけにとどまらず「ブライアンさんのために何かしてあげたい」と思った同氏は、25,000ドル(約300万円)という莫大なチップを支払い、彼に義歯を入れるための治療費をプレゼントしました。
何ともアメリカらしい太っ腹な話ですが、多額のチップを渡したことについて 同氏は「人生に満足するには、誰にでも親切にし、できるだけ気前良くいることだと思っているので」と、地元メディアの取材に答えています。
そんな心の広いベッチェル氏のおかげで、ブライアンさんは、今では思い切り歯を見せて笑えるようになりました。
歯にコンプレックスがあるために、笑顔になれなかったウェイターさんに、素敵な笑顔をプレゼントした弁護士さん、素敵ですね♪
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