むし歯にならないお菓子
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むし歯にならないお菓子

2015年01月23日(金)2:01 PM

むし歯にならないお菓子

 

お菓子っておいしくてついつい食べてしまいますよね。

毎日歯磨きしていても、お菓子の食べすぎでむし歯になってしまうこともしばしばあります。

しかし、むし歯になりにくくしてくれるお菓子があることをしっていますか?

その秘密がキシリトールやマルチトールなどと言われている糖アルコールにあります。

この糖アルコールは人工甘味料で、甘いけれど砂糖とは違い、むし歯菌であるミュータンス菌を減らす力があります。

フィンランド・ユリビエスカ保健所の研究では、キシリトール1日10gを2年間(むし歯になりやすい人は3年間)継続的に食べていれば、食べるのを途中でやめてもその予防効果は4年続くという結果が出ています。

この糖アルコールには、他にも身体にいいことがあります。一つはカロリーが少ないことです。砂糖などの糖分と違い、胃や腸で吸収されにくいため、カロリーが少ないお菓子になります。もう一つは血糖値についてです。砂糖等の糖分とは違い、急激に血糖値が上がらず、インスリンの分泌も少なくなるため、糖尿病などの病気の心配もあまりありません。

むし歯予防に効果的なキシリトール製品には、甘味料としてキシリトールが50パーセント以上含まれていることが望ましいといわれています。ただし、100%ではない製品には他の糖分も混ざっている分、毎日食べるには糖尿病などむし歯以外の病気の心配もありますよね。

その点、歯医者さんに置いてあるお菓子は砂糖を一切使っていないものがたくさんあります。当院ではグミ・チョコレート・ガムが置いてあります。砂糖がない分、歯磨きのあとでも食べられるお菓子になりますので、歯磨き嫌いのお子様のご褒美として、磨いた後にひとつあげるのもいいと思います。おいしいものを食べて予防にもなるこれらのお菓子を日常におりまぜ、上手にむし歯対策をして80歳で20本以上の歯を目指しましょう!



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