入れ歯の取り扱い
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入れ歯の取り扱い

2018年06月07日(木)6:23 PM

入れ歯に慣れて快適に過ごすために

入れ歯が初めての方は、皆さん苦労されます。しかし、入れ歯を付けないでいると入れ歯が合わなくなるだけでなく、お口の中にも様々な悪影響を及ぼします。入れ歯を付けてしばらくの間は、慣れたり、調整したりする必要があります。食事や話し方に慣れ、痛みがあるときは調整し、徐々にお口に馴染ませることが必要です。入れ歯に慣れるためにトレーニングをしてみましょう。入れ歯を入れると「さ行」「た行」の言葉が発音しにくくなります。話すことに早く慣れるためには、声を出して本を読むなど話す練習をしましう。

食事のポイント

入れ歯になると、噛む力が食べ物に伝わりにくくなります。硬い物、繊維の多い物など、噛み砕くのに必要以上に長い時間がかかります。天然歯の噛む力を100%とすると部分入れ歯で約50~65%、総入れ歯で約25~30%程度に噛む力が低下します。最初は柔らかい物や小さく切った食べ物から食べるようにしましょう。慣れてきたら徐々に硬い物や大きい物にしていきます。食べる時に注意が必要な食べ物もあります。ゴマなどの硬いつぶは入れ歯と歯茎の間に入ると痛みの原因になります。イカ、タコ、お肉、繊維性の食べ物など、歯切れの悪い物は切れ目を入れるなどの調理の工夫が必要です。お餅などの入れ歯にくっつきやすい物は少しずつ食べるようにしましょう。

入れ歯のお手入れ方法

入れ歯も天然な歯と同じように歯垢や歯石がついてきます。就寝前は、必ずブラシで洗いましょう。入れ歯と残っている歯の定期的なチェックも大切です。入れ歯は、年月の経過と共にお口の中の状態が変化すると合わなくなってしまいます。合わない入れ歯を使っていると、口内炎や歯茎に傷ができてしまい痛みがでたり、汚れがたまりやすくなったり、残っている歯を悪くしてしまうこともあります。入れ歯が合わずに痛みがあったり、外れやすかったりする場合には、早めにご来院ください。 関連画像


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