口腔がん
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口腔がん

2018年01月18日(木)7:32 PM
先日テレビ番組で口腔がんに関するお話が取り上げられているのを目にしました。口腔がんっで皆さん聞いたことがありますか?胃がんや肺がんなど一般的に広く知られているがんは、検診制度も充実していて知っている方も多いのではないでしょうか?日本では残念ながら口腔がんの検診制度はまだまだ整っておらず、知らない方がたくさんいるのではないかと思います。 口腔がんは、口の中の粘膜にできるがんです。舌がん、歯肉がん、口底がんなど様々な口の中のがんのことを指します。日本では毎年約7000人が口腔がんになっていて、そのうち約3000人が亡くなっていると言われています。しかも、この数字は増え続けていると言われています。数字だけ見ると約半数近くの人が亡くなり、かなり致死率の高い恐ろしいがんに思えます。 しかし、口腔がんは早期発見すれば後遺症もほとんど残ることなく、「5年生存率」も約90%とかなり治癒しやすいがんだということがわかっています。重要なのは、とにかく早く病気を発見することです。 早期発見がなぜ難しいのか?それはあまり知られていないことが一つ。そしてもう一つは違和感があってもやり過ごしてしまうということにあります。痛みや体に不調を感じればすぐにでも病院にいきますよね?でも、口の問題となると生活に支障が出るぐらいにならないとなかなか歯医者には行かないという方が多いのではないでしょうか?口内炎のようなものがずっとできていても痛みがなければそのままにしてしまうという方が多いのです、虫歯にしても、痛みを感じて初めて歯医者に行くという方は多いでしょう。気づいた時にはかなり病状が進行しているケースが多いのが現状です。 がんだけでなく、歯石が溜まっても痛みが出ないので気づかないうちに歯周病が進んでしまうということもあります。お口の健康を保っていくためにも、定期的なメンテナンスを大事にすることが必要ですね!


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