口内炎
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口内炎

2017年07月18日(火)4:57 PM

「7月 イラスト」の画像検索結果口内炎はほとんどの方が経験があると思います。そのまま放置していても自然に治っていきますが、治るまでは鋭い痛みで食事がしづらかったり、患部の違和感で口の中が気になってしまう事が多いですよね。今回は口内炎をできるだけ早く治し、今後できにくくする方法をご紹介していきたいと思います。

カタル性口内炎

傷口が赤く腫れ、晴れた部分が熱を持ち痛みを感じます。また、辛い食べ物などを食べるとしみる症状が出ることがあります。直接的な原因は、 ・不十分な歯磨き ・入れ歯や矯正器具が当たる ・熱い食べ物を食べる ・頬粘膜を噛む など物理的な刺激が原因となります。

アフタ性口内炎

お口の中にできる口内炎で一番多いのがアフタ性口内炎です。原因ははっきりと解明されていませんが、 ・ストレス ・疲れによる免疫力の低下 ・寝不足 ・ビタミンB2不足 が要因としてあげられます。 また、体力が低下すると、胃腸が弱くなり口内炎ができやすくなります。 赤く腫れた中に2~3ミリくらいの丸く白い潰瘍ができます。症状がひどい場合、小さな潰瘍が同時にできる場合もあります。頬、唇の内側、舌、歯茎などの口腔内の粘膜に発生しやすく、通常は1週間から2週間くらいで自然に治癒していきます。

口内炎を治すためには

・軟膏を使用する

口内炎の患部に直接塗ることで炎症を鎮め、痛みを和らげる作用がある軟膏タイプの薬があります。口内炎ができている周りをティッシュや綿棒などで唾液を拭き取り、患部を軟膏で覆うように塗って保護します。1日3~4回ほど塗るようにすると、次第に痛みが改善されてきます。

・うがいで口の中を殺菌

口の中を殺菌することで口内炎を早く治すことができます。口の中は暖かく湿っているためいろいろな種類の細菌が住み着くのに最適な環境が整っており、数百種類の細菌が常在しています。また、外部からも細菌やウイルスが口の中に入ってきます。口の中をいつも清潔にしていると、口の中にキズができたり細菌が入ってきても、口内炎はできにくくなります。当院で処方しているうがい薬はもちろん、薬局などで市販されているイソジンやリステリンなどの殺菌性や消毒効果の高いうがい薬も効果的です。患部を直接ケアする軟膏のような即効性はありませんが、普段からの予防対策として効果は期待できます。

・ビタミンの摂取

粘膜の炎症を抑え治りやすくするためには、ビタミンB2とビタミンCを摂取しましょう。ビタミンB2はウナギ、牛や豚、鳥の肝臓(レバー)、青魚、ワカメやひじきなどの海藻類などに多く含まれています。その他に口内炎に効く食材として大根があります。大根にはビタミンCが含まれているうえに消炎効果があり、口の中の菌を抑える働きが期待できます。 反対に、香辛料が多く含まれているものは口内炎を悪化させてしまいます。口内炎ができている時には、カレーやキムチ、唐辛子などが使われているメニューは避けたほうがいいでしょう。

・レーザー治療

レーザーで口内炎の表面の粘膜を焼いて凝固させます。少しピリピリしますが、通常は麻酔もなしで5分程度の短時間で治療は終了します。すぐにでも痛みを取りたい方、口内炎の治りが悪い方におすすめです。

口内炎は、口腔内の細菌の増殖を阻止できれば進行を防ぐことができ、治癒を早めることが出来ます。他に持病などがない場合は、自分で歯磨きなどで口の中を清潔に保つようにし、ひどくなる前に生活環境や栄養バランスを整えて、薬やうがいなどを上手に利用することが早く治すポイントになります。 もしお困りのことがあれば、当院のスタッフまでご相談くださいね(^O^)

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