ニンニク料理を食べたらりんごを食べなさい！

昔からそう言われて家で餃子を食べた日には必ずデザートにりんごがありました。

でも実際、りんごにはどれほどの効力があるのでしょうか？

実はりんごは「天然の歯ブラシ」と言ってもいいほど、口臭予防にはいい果物なのです。

りんごを食べた時にだ液が出ることに加え、食物繊維が豊富なので歯の表面を軽く磨いてくれて、口の中を清潔にしてくれる作用が強いようです。また、りんごに含まれる「リンゴポリフェノール」が口臭予防にとても有効で、口臭の原因となる「メチルメルカプタン」の発生を抑えます。

りんごにこんな力があったなんて驚きです。

他にも口臭予防にいいフルーツはあるようです。

パイナップル、パパイヤ、キュウイのような南国産のフルーツ

舌の表面が白くなったことはないですか？これは「舌苔（ぜったい）」といって、食べ物のカスなどが舌の表面に溜まったものです。舌にコケのようなものが生えているイメージですね。舌苔は、細菌が繁殖しやすく、この細菌が口臭の原因になるのです。南国フルーツには、たんぱく質を分解する酵素が多く含まれています。それらのフルーツを食後に口の中に入れ、３０秒ほど舌の上で転がすようになめていると、舌に生えている舌苔をとることができます。パイナップルの「ブロメライン」、パパイヤの「パパイン」、キウイの「アクチニジン」という成分が舌苔を分解してくれます。これにより口臭の発生を防ぐのです。

レモン

レモンは酸っぱい成分のクエン酸を多く含んでいます。このクエン酸には殺菌効果があり、口の中の口臭の原因になる細菌を退治してくれるようです。

さらに、レモンを食べるとレモンの酸性を緩和させるためにだ液が多く分泌されます。だ液が少ないと口臭も強くなるので、この点から考えても口臭予防になります。ドライマウスという、だ液の量が不足して口の中が渇いた状態には効果抜群です。クエン酸といえば梅干しもそうですね。酸っぱい食べ物は見るだけでもだ液が出てくる人もいるほど、だ液の分泌にはとても効果的です。

おいしくフルーツを食べて口臭予防ができるなんて一石二鳥ですね＼( ‘ω’)／ただし、あくまで補助的なものですので１番効果的なのは歯医者で歯石をきちんととって菌の数を減らすことになります。定期的に清掃していくことをお勧めします！