歯ブラシの選び方
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歯ブラシの選び方

2016年05月17日(火)6:44 PM

皆さんは普段、歯ブラシを選ぶ際にどのように選んでいますか?

口腔内を清潔に保つためには、歯ブラシを使いこなすことが大切になってきます。

自分に合った歯ブラシを使っていただけるよう、今日は歯ブラシのかたさについてご紹介させていただきます!

 

【かたさで選ぶ場合】

とてもやわらかい:歯周病の改善・予防に有効です。炎症があったり、抜歯や手術後の歯肉はデリケートですが、毛先のやわらかいものであれば傷つけずに、しっかりとプラークを落とせます。

 

やややわらかい:歯肉がデリケートな方、軽度の歯肉炎がある方におすすめです。”とてもやわらかい”ものを使い、歯肉の状態が改善してきたら変えてみるのもいいでしょう。

 

やわらかめ:一般的な”ふつう”より少しやわらかめです。歯肉の状態がよく、やわらかめの歯ブラシを好む方にぴったりです。ブラッシング圧が強い方は、歯肉や歯面の負担を軽減するために使うのが効果的です。

 

ふつう:歯肉の状態がよく、かための歯ブラシを好む方におすすめです。

 

かため:一般的な”ふつう”よりかなりかためです。プラークがネバネバしているのが気になる方におすすめです。ブラッシング圧が強くならないように気をつけてつかいましょう。

 

【症状から選ぶ場合】

歯肉が下がり気味:歯の根元はエナメル質よりやわらかいため、かたい歯ブラシではダメージを与えてしまいます。歯肉が下がり気味の場合、ブラッシング圧が原因なら”やややわらかめ”、加齢による生理的なものであれば”やわらかめ”を目安に使って行きましょう。

 

歯肉の炎症が治まらない:歯肉が痛むと感じたらやわらかい歯ブラシを使い、症状改善のためにプラークを落とすことが大切です。

 

抜歯後:傷口の感染を防ぐためには、プラークを落とすことが大切です。症状が落ち着くまではやわらかい歯ブラシでやさしくケアしていきましょう。やわらかく毛束が密集しているものは薬液を含みやすいので、殺菌剤などを傷口に塗ることもできます。

 

矯正治療をはじめて磨きにくい:矯正治療をはじめると、普段よりブラッシングに時間がかかります。適度なしなりがあり、きちんとプラークが落とせる”やわらかめ”か”ふつう”くらいのものを使うことがおすすめです。細かいところはワンタフトを使うとよりしっかりとプラークを落とせます。

 

残っている歯が少ない方:高齢の方の中には、ほとんど歯が残っていない方もみえるかと思います。そのような方は、歯肉もデリケートなことが多いので状況に合わせてかたさを選んでいきましょう。また、残っている歯が少ないと歯ブラシで磨きにくくなる場合もあります。そんなときには、ワンタフトで1本1本磨いていくと効果的です。



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