よく噛むと良いこと
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よく噛むと良いこと

2015年09月15日(火)8:45 AM

皆さん、食事をする時には『よく噛んで食べなさい』という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

『よく噛む』ということは実は身体に良いことがたくさんあるのです。

まずは『唾液』、これがよく噛むことで十分に分泌されます。

唾液がたくさん分泌されると、むし歯や歯周病の予防にもなるし歯の再石灰化も促進してくれます。唾液が分泌されると同時に、唾液腺からパロチンという若返りに良いとされるホルモンも分泌されるので、良い事ばかりです。

次に、『ダイエット効果』があります。噛むと脳内にヒスタミンを分泌させます。すると満腹中枢が刺激されて満腹感が高まるので食べ過ぎないようになります。また、急いで食事を摂ると舌や頬を噛みやすく、口内炎が出来る確率があがるので、よく噛む事でゆっくり食事を摂ることが出来て、そういったことの予防にも繋がります。

最後に、これはよく知られていることですが、噛むことで脳の前頭葉が刺激されて記憶力や集中力、判断力までもが高まると言われています。

それだけでなく『リラックス効果』もあると言われており、噛むことで副交感神経が活性化され、それによって半強制的に抗ストレス作用が起きます。スポーツ選手が試合中によくガムを噛んでいる姿が見られると思いますが、あれも集中力を高めたり緊張をほぐしたりするために行っているのです。
『よく噛む』というのは本当に良いことばかりですね。改めて自分自身もしっかりと噛んで食事をしようと思いました。皆さんもよく噛んで食べる習慣をつけてみてはいかがでしょうか?無題

 

歯に関するクイズ☆

Q1.歯には血管が通っている。   ○?×?

Q2.バイ菌が一番増えやすいのは就寝中である。   ○?×?

 

Q1.答えは○です。

歯や歯を支える歯ぐきにも栄養が必要なので、

歯の中心部分の歯髄という部分に血管と神経が通っています。

Q2.答えは○です。

就寝中は、むし歯の原因菌であるミュータンス菌やその他のバイ菌が増加します。その理由としては、唾液の量が減ることにより口の中の細菌や食物の残りかすを洗い流す「自浄作用」が低下することが挙げられています。寝る前に歯を磨かずに寝てしまうと、お口の中はバイ菌でいっぱいになってしまうので、しっかりと歯を磨いてから寝るようにしましょう。



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