6歳臼歯とは?
ホーム > 6歳臼歯とは?

6歳臼歯とは?

2015年10月20日(火)11:57 AM

秋風の快い季節を迎えました。そろそろ木々の葉も色づいてくるころですね。

10月は、運動会にお祭り。楽しい行事が満載です♪gh

さて、今日は6歳臼歯のお話です。

 ★6歳臼歯とは、どこの歯?

・乳歯の奥歯のうしろに生える上下の第1大臼歯です。

 ★いつごろ生える?

・個人差はありますが6歳頃を中心に4歳半~9歳くらいまでに生えます。

それと並行して下前歯が抜け、永久歯が顔を出します。6歳臼歯が先か、下前歯が先かは個人差がありますが、そこから乳歯と永久歯の交換が始まります。

 ★どんな歯?

・初めて生える大人の歯、永久歯です。

6歳臼歯は上下の正しい噛み合わせを決め、正しい歯並びを決定する重要な歯で、かむ力も一番強く食物を噛み砕く大切な歯です。また、溝が深いのが特徴です。

 

以上をまとめますと、小学校に入る頃から生え、生涯使い続ける歯。しかも噛む力が一番強く、永久歯の歯並びを決定する・・・。とても大切な歯だということがわかります。

 6歳臼歯が生え始めたら、虫歯にならないようしっかりケアしていきましょう。

 6歳臼歯は、一番奥に生えてくるため、生え始めに気付かない傾向にあります。また、生えはじめは手前の乳歯の方が高いので段差ができ、

歯ブラシが届きにくくなります。さらに、噛みあわせの面が複雑で溝も深いので、汚れやすく磨きにくいです。

大切な歯なのですが、虫歯になりやすい歯なのです。そのため、家族の方の仕上げ磨きや指導が必要です。小さめの歯ブラシを、頬の方から斜めに入れて噛みあわせの面をみがきましょう。

 

ご家庭でのケアにプラス歯科医院で、定期検診で虫歯のチェックをし、フッ素を塗りましょう。ブラッシング指導で、個々の歯にあったブラッシングの方法を学びましょう。シーラントで噛みあわせの部分の溝をふさぎ、溝の中が汚れるのをふさぐのも虫歯予防の効果があると言われています。

 

6歳臼歯以降生えてくる歯は全て永久歯です。もう虫歯になっても生え変わることはありません。6歳臼歯の生えはじめをきっかけに、より歯を大切にしていきましょう。

                       l02-09

 



«   |   »

過去の記事


とがみ歯科
モバイルサイト