お祭り
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2017年07月25日(火)7:38 PM
夏休みも始まり、祭りやプールなどの楽しいことがたくさんの夏がやってきましたね! 皆さん夏祭りに行かれるかたもたくさんいると思います。 今日は祭りにちなんで、歯に関する祭りや神社を紹介します。

白山神社

全国各地に白山神社と呼ばれる神社はたくさんあります。蒲郡にも塩津駅の近くにありますよね。「白山社」「はくさんさん」などと称されているものも同系列と思われますが、その総数は把握できていないものの、歯の神様として信仰されている白山神社は数多くあるようです。 白山神社と歯の神様との関連は今のところ確認されておりませんが、一説によりますと、昔の人々の歯に関する悩みの多くは歯槽膿漏であり、しっかりした治療方法もない時代ゆえに、患部の悪化が進み、化膿による口臭から「はくさ」が訛って「はくさん」となって白山神社が信仰の対象となったとも言われています。また、祈願の際に授かるものやお礼に、箸を供するなど共通する点も多いようです。

歯神社のお祭り

大阪市北区にある「歯神社」では例年、「歯神祭」が執り行われます。毎年6月4日に先着100名様に歯ブラシが配布されるそうで、今年はもう終わってしまったのですが、江戸時代から信仰が続く神社なのだそうです。   社前に建っている「歯神社由緒」には、「当社は綱敷天神社末社であり、もとは農耕神として祀られ、淀川の決壊をこの附近で歯止めされたことから「歯神社」として崇拝され、近世に至っては歯の神と呼ばれ、歯痛によく効く神様として厚い信仰がある。」というようなことが書かれています。   神社の関係者の話によれば、「歯神社」は江戸時代中期から続く歴史ある神社で、もともと農耕の神様であったと言われ、淀川が氾濫した際、ご神体の巨石が歯止めして農民たちを守ったことに由来するということです。歯止めしたことから「歯の痛みを止める」という歯の神様信仰が生まれたとも言われています。ご神体と呼ばれる巨石は社殿の下に鎮座しており、改修工事時に初めてご神体の巨石を見たが、その形は確かに歯の形をしていた、とのことです。   神前の「なで石」を2・3回なでた手で患部に触れると歯痛が治ると言われています。その時代において神事の形容は変遷を経ておりますが、その中で一本、「歯磨きは己の心磨き」、「歯の健康」、「歯と歯に関る物への感謝」という心だけはいつの時代も変わらず伝えられているそうです。   このような歯の神様や石仏なんかも全国各地に点在しています。いろんな神様やお祭りがあるものですね。愛知県には残念ながら歯に関する目立ったお祭り事は見つけられなかったのですが、いろいろ探してみるのも面白いかもしれませんね。


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