ブラッシング害
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ブラッシング害

2016年07月15日(金)7:30 PM

こんにちは。7月半ばになりとても暑い日が続いております。

帽子をかぶって外に行かないと熱中症になってしまいますね。

水分補給をしっかりとって毎日頑張りましょう。

今回はブラッシングの害について説明します。

普段毎日普通に磨いていても知らぬ間に強く磨いている場合があります。

 

・歯肉退縮

乱暴なブラッシング、力の入れ過ぎ、毛先の広がった歯ブラシの使用により起こりやすくなります。

 

・擦過傷
いわゆる「磨き過ぎ」によってできる傷で、口腔粘膜や歯肉に損傷をつくります。原因は歯肉退縮と同様ですが、歯ブラシを新しく替えた時や、硬毛の歯ブラシを使用した場合にも起こりやすくなります。

 

・クレフト
歯肉にできた垂直型のV又はU字型をした裂け目のことであり、過度の力を加えた縦磨きと、それに伴い停滞するプラーク(歯垢)が原因と考えられます。ただし、咬み合わせの異常によって起こる場合もあります。

 

・フェストゥーン
歯肉の縁が浮き輪状に盛り上がった歯肉の形態異常です。原因はクレフトと同様で、主に誤った方向のブラッシング、力の入れ過ぎによって起こります。主に犬歯付近に生じます。

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正しい使い方が大事です。

どんなに時間をかけてブラッシングをしても使い方を誤っていては元も子もありません。歯ブラシ、デンタルフロス、歯間ブラシを正しく使うことが大切です。
歯ブラシをお使いの際、つい力を入れてしまっていませんか?適当なブラッシング圧は100~200g程度の力です。新しくおろした歯ブラシの毛先が2~3週間で広がるようでしたら力の入れ過ぎと考えられます。一度、ご家庭にある調理用の計りで実験してみると良いでしょう。

また、歯ブラシの持ち方をペングリップ(鉛筆のように持つ方法)にしましょう。
手首を使って軽やかにブラシを動かすと力のコントロールがしやすく、より細やかな磨き方ができます。



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