仕上げ磨きを嫌がる!?
子どもの歯磨き習慣をつけることは大変ですがとても大切なことでもあります。始めのうちはよくてもだんだん嫌がるようになることもありますよね。魔の2歳児と言われるだけあって、2歳になった途端になんでも「いや!」という時期がやってきます。でも嫌がるからといって、毎日の歯磨きをしなくていいということにはなりませんよね。2歳を過ぎたら、もう乳歯はほとんど生え揃ってくるので、正しい磨き方を教えながら、しっかりした仕上げ磨きも重要になってきます。
反抗期で何でも嫌がるのでは?と思ってしまいがちですが、2歳は自分でやりたいという意欲がとても旺盛な時期であり、なんでも自分で決めて行動したがる時期でもあります。ですから、歯磨きに興味を持ってもらえたら正しい歯磨きの仕方を教えるのにはとても適している時期であると言えるのです。
実際に歯磨きを嫌がらずにさせる方法として1番有効なのは、「歯を磨かないとむし歯になるよ!」とおどすことではなく、歯ブラシの持ち方や正しい磨き方を、細かくしっかりと教えてあげることなのだそうです。
子どもたちが「片付けなさい!」と言われてもできないのは、片付け方が分からないからだとよく言われますよね。歯磨きもこれと同じで、どのようにすればいいのかよく分からないということが、歯磨きがちゃんとできない原因の1つとなっているんですね。
また、子どもは大人のやることを何でもしたがりますよね。お母さんがお父さんの仕上げ磨きをしたら自分もやってもらいたい!という気持ちもおきやすいですし、やってもらって気持ちいいと感じたらもっとやりたいという意欲もわいてきます。子どものお口の中はとてもデリケートです。まずは歯をそっと触ってみることから始めてみてください。慌てずゆっくりで大丈夫です。自分の歯を綺麗にすることは自分の体を大事にすることだという心を育ててあげましょう。
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