歯磨きとフッ素塗布
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歯磨きとフッ素塗布

2023年10月19日(木)12:27 PM

10月も中旬になり日ごとに秋も深まってきました。
朝晩が急に冷え込むようになり体調を崩しやすいので注意が必要ですね!

さて、皆さんは小さい頃どんな風に歯磨きしていましたか?
生涯を通して健康な自分の歯を保ち続けるには、乳歯が生え永久歯に生え変わる15歳頃までがとても重要な時期になります。

⚫︎生後6〜8ヶ月
最初の乳歯が生え始め2歳半くらいで全乳歯が生えそろいます。
最初はいきなり歯ブラシでブラッシングするのではなく、まずは口腔内を触ることを嫌がらないように慣れていく必要があります。
前歯が生えたら食後に綿棒やガーゼなどで優しく拭って清掃するといいでしょう。
徐々に歯ブラシをお口の中に入れて磨くことに慣れていきましょう。

⚫︎3歳〜5歳
自分で歯磨きするようになっても仕上げ磨きは必ず行いましょう。
この時期の虫歯予防にはフッ化物配合歯磨剤を使用するのが効果的です。
フッ化物を配合しているのでブラッシング後は少量の水で洗口するとより効果的です。
目安 : 大さじ1(約15ml)程度の水で一回すすぐ

⚫︎6歳〜11歳
6歳臼歯が生え始め乳歯から永久歯へと交換が始まる時期です。
生えたばかりの永久歯はまだ弱く虫歯になりやすいため、フッ化物配合歯磨剤を使用したり歯科医院での定期的なフッ素塗布が必要となってきます。

⚫︎12歳〜14歳
一番奥の12歳臼歯が生え始め、永久歯列が完成していく時期になります。
ブラッシングはもちろんフロスなどの使用も自分で行えるようになる時期です。

 

歯のクリーニングのイラスト「歯科衛生士さんと子供」

保育園や学校でのフッ素洗口やお家でフッ化物配合歯磨剤を使用していれば大丈夫だと思う方もいるかと思います。
歯科医院で行うフッ素塗布との違いは濃度で、歯科医院で使用するものは高濃度になるため3ヶ月に一回の塗布となります。
それぞれを単独で行うより、併用することでより虫歯予防効果が高まります。
生涯に渡って使い続ける永久歯は、生えた時からきちんとケアすることがとても大切になります。
15歳頃まではお家でのケアに加えて、3ヶ月ごと歯科医院でのフッ素塗布をおすすめします!



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