お口の健康と身体の健康
ホーム > お口の健康と身体の健康

お口の健康と身体の健康

2023年05月18日(木)6:59 PM

ゴールデンウィークが明けてお仕事が始まった方も多いですよね!
今年は最大9連休!ということで帰省や旅行など思う存分楽しめたんではないでしょうか。

さて、皆さんは歯とお口の健康が全身の健康にも影響することを知っていますか?
お口の中の病気と言えば虫歯や歯周病が思いつくと思います!
今回は歯周病と全身の病気についてです。
歯周病とは歯を支える歯ぐきと骨が壊されていく病気です。
歯周病の原因は歯と歯ぐきの境に溜まった歯垢(プラーク)の中にいる歯周病菌です。
この菌が少しずつ歯の周りの組織を破壊していきます。
歯周病の初期段階では自分自身で気がつくような症状はほとんどありません。重度の歯周病になると最終的に歯がグラグラして抜け落ちます。

歯周病と関係があるといわれている病気には肺炎、狭心症・心筋梗塞、早産・低体重児出産、糖尿病などがあります。
この中でも糖尿病は双方向の関係だと言われています。
糖尿病はすい臓から分泌されるインスリンというホルモンが十分に分泌されなくなったり、働きが弱まったりすることで血糖値が高くなる病気です。
歯周病で歯ぐきの炎症が進むとインスリンの働きが弱まり、血糖コントロールが悪化します。
逆に高血糖になると歯ぐきの炎症が起こりやすく、歯周病が悪化しやすくなります。


歯医者のイラスト「治療中」
生活習慣を見直したり、毎日お家で歯磨きをしっかり行うことも大切ですが、3ヶ月に1回もしくは半年に1回歯医者さんで定期検診を行うことが重要になってきます。
定期検診ではセルフケアではどうしても落としきれないプラークやこびりついた歯石を取り除きます。
虫歯や歯周病を早期発見することでお口の中を健康な状態で保つことができます。
「しばらく歯医者に行ってなくて…」という方も多いと思います。
もっと早く行っておけばよかった!と後悔する前に皆さんもぜひ一度受診してみてはいかがでしょうか。



«   |   »

過去の記事


とがみ歯科
モバイルサイト