フレイル
9月の半ばになりました。
日中はまだ暑さが残りますが、少しずつ過ごしやすくなってきましたね。
私は先日祖父母の家に遊びに行ってきました!
祖父は今年で85歳になります!
まだまだ元気でいて欲しいですが、最近は家にこもる事が多くなったため週に2回デイサービスに通っているそうです!
最近”フレイル″という言葉をよく耳にします。
フレイルとは「高齢者が身体だけでなく社会性も精神面も弱まっていくこと」を指し、健康と要介護の中間だと言われています!
フレイルの1つには”オーラルフレイル”と言われる
口腔機能の低下もあります。
オーラルフレイルの症状には4つの段階があります。
❶歳を重ねることによって生じるライフスタイルの変化、日常生活範囲の狭まりや精神面の不安定さがきっかけとなり口腔内への関心が低下する
❷滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、食欲低下などの口腔機能が軽度に低下する
❸噛む力や舌運動が低下し栄養障害に陥る
❹食べ物を噛んだり飲み込んだりするのが困難になり要介護状態になる
ささいな口のトラブルを放置することで負の連鎖を引き起こし、最終的には重篤な口腔機能低下を引き起こす可能性があります!
こうなる前に適切に対処することで機能を回復させることも出来ます。
例えば、定期的に歯科医院を受診することで虫歯や歯周病などを早期発見して悪くなる前に治療することで1本でも多く歯を残すことができます。
残っている歯が多ければしっかり噛んで食べることができ、こうした事態を回避することにもつながります。
特に症状がなくても3か月から半年に1回定期検診を受診することをおすすめしています!
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